純情仔猫物語

仔猫の一時預かりボランティアをしています。
里親探して三千里。どうかこの仔たちを家族の一員にと奮闘している泣き笑い日記です。

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年が明けてしばらく経ちますが、猫さんには新年も関係なくいつも通りの時間が流れています。
特にミントさんは相変わらずの神経質ぶりでいつになってもその警戒する様子は影を潜めません。
一人で奥まった場所にいるときはくつろいでいることも多いのですが、部屋を徘徊する時はあたりの様子を伺いながら歩みを進めます。
本人も他の猫がいそうな場所はわかっているようで、怖々とその場所をチェックします。





ここはチップさんがよくいる窓際のカーテン裏。
腰がちょっと引けてます。



怖がりさんでもあるので、他の猫さんの動きには猫一倍敏感です。
すぐに逃げられるような体勢をとっています。
チョコさんは姉妹でもあるので唯一心を許しているのですが、そのチョコさんとも時々喧嘩します。
けっこう真剣な喧嘩に発展してしまいますが、逆に他の猫さんとは喧嘩しません。
喧嘩する前から降参して逃げ出しますから。

食が細いミントさんですが、KAZU家の中では唯一理想的な適正体重を維持しています。
毛艶もよく健康そのものです。
まだまだ長生きして欲しいですね。

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ゆきんこさんからKAZUさんの月命日のお花をいただきました。
ゆきんこさんは東北の方なのですが、今年はどこも雪も多いようですから大変なこともあるかと思います。
その中でもお心遣いいただき、ありがとうございます。



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| 19:32 | 家猫 | comments(6) | - |

「あけましておめでとうございます。」

と、言ってみる練習。

「あー、あー、只今ブログのテスト中。」

新年が始まりました。
みなさんはどんな年明けになりましたか。
私は元日にKAZUさんのお墓参りに行き、帰りにKAZUさんの実家へお線香をあげに行きました。
さあ、新しい一年が始まったぞ、なんて気分にはなれませんし、それこそ、この先10年くらいは喪に服して新年の挨拶なしで過ごしてもいいくらいですが、そうも言っていられません。
仕事では当然挨拶もしますし、日々の暮らしは続いていきます。
みなさんにも形だけ、新年のご挨拶をさせていただきたいと思います。



お墓参りに行く途中でアクアラインから望む太陽。
日の出ではなく、日の入りですが空は青く晴れ渡っていました。
金木犀は何も変わらず、いつものままそこに佇んでいました。

年齢を重ねるごとに一年が早く過ぎ去ります。
私も早晩足腰も弱り、よぼよぼになり、お迎えをただ待つ日が来るのでしょう。

人は健やかなる時は己の人生に思いを馳せることはありません。
いつまでもその絶頂が続くという前提で日々の暮らしを送ります。
身体と心に陰りが見え始めたと実感した時初めて来し方行末を思いめぐらします。

生あるものには必ず死が訪れます。
悲しいけれど避けられない現実です。
人生長生きしてもたかが100年、悠久の時の流れの中ではまさに一瞬こと。
それが50年であっても、120年であって、大した代わりはないのかもしれません。
それでも私たちはそのはかない人生に意味を見出すことはできます。

私たちは人とのつながりの中で生きています。
無人島生活でもしない限り、完全に孤立することは不可能です。
故に、私の存在、あなたの存在は何らかの形で周囲の人に影響を及ぼしています。
望むべくはそれが良い影響であれば言うことがありません。

暮らしはどんどん便利になり、新しいものが生み出されます。
医療の進歩は寿命を伸ばします。
技術の進歩は日々の暮らしを楽にします。
ですが、心の豊かさを大きくするものではありません。
平安の都の時代に生きた人たちが感じた幸福感と現代に生きる私達が抱く幸福感の大きさに違いがあるでしょうか。
日々つつましく暮らす人たちが感じる幸せとその1000倍の資産がある人たちの感じる幸せが1000倍違うでしょうか。
いかな偉人が生み出した発明も、価値観も、決して人を幸せにすることはありません。
生活を便利に楽しくするだけです。

生活は豊かになったが幸せには繋がっていない、などと言います。
そう論じるのは簡単なことですし、なにか自分が大きな社会の陰謀に気づいたかのように語られます。
ですがそれは当たり前のことです。
そもそも生活の便利さと幸福感につながりがあると考える前提が間違っています。

私たちが感じる幸せや喜びは多分大昔からその価値観の根本はまったく変わっていないはずです。
人との直接的な関わりあいの中で肌で感じる喜怒哀楽こそが幸せそのものなのです。
ですから、今日悲しんでいる人に声をかけてあげたあなたの方がどんな偉人よりも立派です。
人の喜びを分かち合って、一緒に喜んであげたあなたは誰よりも正しいのです。

日々の暮らしで悩んでいる人、苦しんでいる人たちも多いことでしょう。
仕事が遅くて怒られる、人間関係がうまくいかない、様々なことが私達を苦しめます。
でも仕事が早くて効率的にできることに意味なんてありません。
少し会社にとって利益があるだけのことです。
あなたより人間として優れているなんてことはありません。
現代社会ではすこしあなたより便利な人だというだけのことです。
人間関係をそつなくうまくこなす人もいます。
そうでない人からするととてもうらやましく思えるでしょう。
でも人間関係を潤滑に回すことで得られることなんてたかが知れています。
むしろ苦しみながら考える姿のほうが人間的で素敵だと思います。

2013年は原点回帰、人間復帰の年になるといいなと思っています。

ちなみに私は新しいものが大好きです。
すぐに飛びついてしまいます(笑)

2013年がこの世すべての人にいい年になりますように!
もちろん猫さんもね。

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| 11:54 | KAZU通信 | comments(8) | - |