純情仔猫物語

仔猫の一時預かりボランティアをしています。
里親探して三千里。どうかこの仔たちを家族の一員にと奮闘している泣き笑い日記です。

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KAZU家の猫さんで一番くつろいでいるのは実はチップさんです。
お腹を見せながら目をつむっていることもよくあります。
猫さんそれぞれが行く場所も違っているのですが、チップさんは出窓のあたりから外を眺めていることも多いです。













チップさんの横顔が好きです。
お鼻が低いんですよ。
横顔のかわいらしさは抜群です。



こうやって外の様子を眺めています。
人の声や風の音なんかに聞き耳を立てています。



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お腹を見せるチップさんです。
毛足が柔らかくて触り心地がいいので、ついつい手を出してしまいます。
あまり上の方を撫でてしまうと噛み付かれることもありますので、お腹の下の方を触るのがコツです。

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| 13:50 | 家猫 | comments(6) | - |

ことのほか残暑が厳しく、容赦無い日差しが照りつけています。
一旦すこし涼しくなったかなとも思いましたが、ここ数日は猛暑まっさかりですね。

KAZU家の猫さんたちも暑さのせいか、すこしだれ気味です。
みなさんのだれている様をたっぷりと撮影してきましたよ。
今日は国ちゃんのだれっぷりをお見せしますね。









今日の収穫はこのくらい!





国ちゃんのおトイレの様子を隠し撮りしてみました。
正面から撮影したので、すぐにバレちゃいましたけど。
本人は気にしてないみたいなので、撮影続行です!









いくつかあるトイレの中で、このトイレがお気に入り。
他のトイレには見向きもしません。
国ちゃんはしっかりと砂をかける方ですね。



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まだまだ暑い日が続きますが、みなさん元気にお過ごしくださいねー

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| 10:03 | 国丸 | comments(16) | - |

先月のKAZU通信でお伝えした灯ろう流しですが、16日のお盆の終わりに再挑戦してきました。
場所は河口湖畔です。
東京はうだるような日差しが照りつける一日でしたが、富士山の麓はほんのりと秋の気配も漂う涼しい気候でした。
頂まで数キロでしょうか、眼前に迫る富士山のたもとでの灯ろう流しでした。

前回、東京の洗足池で行った灯ろう流しはそれなりに満足がゆくものでしたが、都会の喧騒、比較的小さな池など、考えていた灯ろう流しとは少し趣が違っていましたので、もう一度気持ちも新たにお盆に自然に囲まれた場所で、魂を返してやりたいと思いました。

ざっと、写真を紹介しますね。



到着した時間は午後5時くらい。
まだ明るいうちは富士山の全景を見ることができました。



そして日暮れに差し掛かった頃から少しずつ灯ろうを流し始めます。











KAZUさんと竹ちゃんの名前が入った灯ろうを流しました。
前回は自分で流すことはできませんでしたが、今回は自ら湖面に浮かべることができました。
竹ちゃんの他に、ミミ、テンというKAZUさんの実家の犬さんの名前も一緒に書き添えて。
ミミはKAZUさんが小学生の頃に暮らした雑種の犬さんです。
テンはKAZUさんの実家で数年前に亡くなったパピヨンで、ぴーんと立った耳が愛らしい犬さんでした。
実はあともう一匹、KAZUさんの実家で亡くなった犬さんがいたはずですがどうしても名前を思い出すことができず、今回は名前を入れてやることができませんでした。

盆の締めくくりとして、気持ちの整理の機会として、ちょうどいい時期に灯ろう流しができました。
ただ強いて挙げれば、灯ろう流しにふさわしいのはやはり川なのかなと感じています。
湖沼の灯ろう流しも各地で行われているのですが、灯ろうは波で漂うだけになってしまい、いつまでもそこに留まってしまうのです。
夏の風情として眺めているだけならば幻想的な雰囲気を体験できるのですが、当事者として魂を送り出す身からすれば、できることならば自らの手で送り出した灯ろうが水の流れとともに手から離れていく様を見てみたかったのです。
日本各地の灯ろう流しを調べてみて、灯ろうにも様々な形がありますし土地柄も色濃く反映される行事になっています。
来年また違う土地で、今回の反省を踏まえて再度チャレンジしようと思います。

KAZUさんは笑ってるんだろうなぁ。
それならそれで、本望ですけどね。

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14日はKAZUさんの誕生日でした。
それと知って、またたくさんのお花をいただきました。











みなさんのKAZUさんへのお気持ち、とてもうれしくKAZUさんにも見てもらいながらKAZUさんコーナーの周りを飾っています。
何のお礼もお返しも出来ませんが、ありがたく受け取らせていただきます。

当日はKAZUさんと私の長年の猫ボラ仲間が誕生日のお祝いに駆けつけてくれました。
誕生日ケーキでお祝いです。



ロウソクの本数には意味ありませんから!
そしてなっちゃんにはかわいい肉球の形をした人形焼のプレゼント。



KAZUさんとの思い出話にひとしきりKAZUさんの存在を感じることができました。
実は今月、隅田川で灯ろう流しをして下さったそうです。
他の方ですがハワイでもKAZUさんの灯ろう流しをして下さった方もいます。
イギリスでも散骨されていますので、日本各地、世界各国を旅しているKAZUさん。
旅行好きだった彼女にぴったりの供養かもしれません。

ようやく一周忌、誕生日と大きな行事を終えることができました。
彼女の死には語り尽くせぬほど様々な思いがありますが、それはまたの機会に譲りたいと思います。
一年が過ぎ少しずつ気持ちも変化を見せます。
ただひとつ、彼女が見ていれば、笑顔いっぱいに笑っていてくれるように祈りを込めた今年の盆でした。

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| 03:08 | KAZU通信 | comments(10) | - |

トライアルに入っていたごもくちゃんですが、正式譲渡になりました。
小町さんとミモザさんという二匹の先住さんがいるご家庭ですが、ミモザさんは純情仔猫物語出身です。
ごもくちゃんの新しい名前は「あんず」ちゃんになりました。

新しいお家でも元気いっぱいに走り回っています。
保護当時は少し毛足が長かったのですが、成長とともに普通の猫さんと同じくらいになっています。













一時は生死の境をさまよいましたが、復調してからは体調を崩すこともなく元気に過ごしています。
逆に元気があり余りすぎて、先住さんのストレスにならないか心配、、、
ようやく先住さんも慣れてきて、一緒に遊んであげる余裕も出てきたとか。

長女の小町さん。
体型がポテっとして、とてもかわいらしいのですが、見た目ほど体重は重くないようです。



次女のミモザさん。



冷蔵庫の上が定位置のようですが、あんずちゃんもここに加わるのも時間の問題ですね。
しっかり食べて、遊んで、大きくなってね。
あんずちゃんをよろしくお願いします。

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ドーラちゃんの里親様からご寄付をいただきました。
大阪府のA様からご寄付をいただきました。
今後の保護支援活動に大切に使わせていただきます。
ありがとうございました。

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| 12:50 | 仔猫の紹介 | comments(8) | - |

まだ夢の中にいます。
夢かうつつか、判然としないまま時は流れて行きます。

KAZUさんは「もしも話」が好きでした。
「もし自分が男だったら」
「もし私が外国人に生まれていたらどうなっていたか」
そんな他愛のない話に花を咲かせることも多かったことを思い出します。

「もし時間を戻せるとしたらいつまで戻したい?」
彼女の答えは決まっていました。
まだ明るい将来を信じて疑わなかった高校生の頃。
普通の女の子が思い描く未来、素敵な旦那さんを見つけて、かわいい子どもを産んで、しあわせな暮らしが続いていくこと。
それは彼女自身が感じている自分の今が、思い描いていたものとはかけ離れてしまっていたことに対する苦悩の現れでもありました。
若くして子供を授かり、その子に重い障がいがあるとわかった時、彼女の未来はまったく違う方向へと歩みを進め始めたのです。
自分の娘との歩みは彼女にとっては人生そのものであったことは間違いありませんし、そのことが彼女に強さと生きる意味を与えてきたことは確かです。
それでも違う人生もあったはずだと思うのは人として自然なことです。
だからこそ、人には言えない苦しみを抱えながら、生きることの意味を模索し続けたのでしょう。

障がいをもつ子供を抱えた両親が、それが自分の人生だと割り切ることができることもあるでしょう。
逆にそのことが自らのしあわせとなって、素晴らしい人生を歩む方もいらっしゃると思います。
ですが、彼女は聖人ではありませんし、ましてや観音様のように達観した人生観を持っていたわけでもありませんでした。
違う人生を夢見ることは、娘の存在を否定することと同じであることもまた、彼女は理解していました。
母としての慈しみと報われない一方通行の愛情とのせめぎあいの中で苦しんだ人生でもありました。

人は二面性を持ちます。
明るく振る舞っている人ほど、暗い闇を抱えていることもよくあることです。
彼女が人とのつながりを何よりも大切にしていたのは、そこにぬくもりやあたたかさ、安らぎを求めていたからです。
彼女が私が知る誰よりも、人間味に溢れ、あたたかな心を持っていたのはそのためだったのです。
初対面の人でも大きく手を広げて抱きつくことが出来る人。
誰に対しても先入観を持たずに、ありのままの自分をさらけ出せる人。
楽しいことがあれば大声で笑い、うれしいことがあれば身体ぜんぶを使って表現し、悲しければ声を上げて泣く。
その魂はどこまでも穢れなく、純真無垢なままでした。
子供のようなきれいな心を持って大人になったゆえ、その事自体が時として人生に暗い影を落とすことも多々ありました。
特に人間関係ではうまくやり過ごすことができそうなことでも、自らを納得させることは苦手でした。
大いに傷つき、また傷つけることもあったと思います。

ですが、私はそんな彼女が大好きでした。
私が持っていないものを彼女はたくさん持っていました。

「時を戻せるとしても、今の記憶をなくしたら意味ないよ」

今の私達ももしかすると戻された時の中で暮らしているのかもしれません。
一年後に地球規模で核戦争が起き人類が滅亡する未来があったとして、その時に一年前に戻りたいと願い、その願いが聞き届けられたのかもしれません。
その記憶がないだけ。
でもそんなことで、しあわせを感じることなんてできません。
私はすぐに頭を巡らせてしまいます。

そんな私でも、彼女の魂が安らかな場所にいることを願わずに入られません。
その一縷(いちる)の望みはいつまでも心の片隅に置いておこうと思っています。

「あふと見て覚めにしよりもはかなきはうつつのゆめの名残なりけり」

彼女の存在自体が夢だったのか、記憶のおぼろゆくままに、いまだ夢の中をさまよっています。

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昨日のKAZUさんの一周忌にはたくさんの方にお花やお供物をいただきました。
あらためて、お礼申し上げます。
私の小さな事務所は置き場に困るほどの花で埋まりました。
今朝はむせ返るような花の香りとも目覚めました。





































ノンママさん、もふいのちさん、ドーラちゃんの里親さん、銀のママさん、KiTTとKARRのママさん、和光のKさん、ランゾウママさん、ねこのお姐さん、みよちゃん、りんさん、しっぽのなかまさん、レオンの姉さん、ゆきんこさん、むささびお京さん、明日茶さん、スズナさんとクリスさんの里親さんYさん、鳥取のKさん、新潟のNさん、アンジちゃんの里親さんIさん、株式会社東伸さん、出津会計事務所Tさん、アンディ&ヴィヴィアンの里親さんTさん、モリーさん、浦和キャッツさん、みつまるさん、あきちゃん、K夫妻、その他大勢のKAZUさんを思ってくださる方々。
本当にありがとうございました。
私もみなさんのおかげで、なんとか日々を過ごすことができています。

しっかりとした準備もないままにお迎えすることになり、不手際もあったとおもいますが、多くの方にお越しいただきました。
KAZUさんのお話、一緒に暮らす猫さんのことなど、楽しいお話を聞かせていただきました。
このかけがえのない時間はKAZUさんも一緒に過ごしてくれたかな。
一年がたった今でもみなさんの中でKAZUさんは確かに存在しているのだなと、感慨深い一日となりました。
お越しいただけなかった方も工芸展やバザーなど、機会を作って行きたいと思っています。
みなさんとKAZUさんへの感謝の気持をいつまでも持ち続けていたいと思います。

あまりにも多くのお花といただきもので、お名前の書き漏らしがありましたらお詫び申し上げます。

KAZU&ミッキー部長

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| 00:02 | KAZU通信 | comments(11) | - |

みなさん、昨日はありがとうございました。
それぞれの思いを抱えながら、一日を過ごして下さったのだと思います。
今までで一番たくさんのお花に囲まれたKAZUさん。

またあらためて、一周忌の記事はアップします。
取り急ぎお礼まで。
お越しくださった方、コメントくださった方、KAZUさんに思いを馳せて下さった多くの方にありがとうの気持ちを伝えます。



| 06:17 | その他 | comments(5) | - |
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