純情仔猫物語

仔猫の一時預かりボランティアをしています。
里親探して三千里。どうかこの仔たちを家族の一員にと奮闘している泣き笑い日記です。

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今回傍聴して、また過去の議事録や資料を見て
愛護団体も動物取扱業として登録(許可制?)にすべきという意見が
かなり多かったことに深く考えさせられました

これは愛護団体のそれぞれが自分たちは良いことを、しかも非営利で
犬猫を助けたい一心でしているのだから
繁殖業と同じ扱いに抵抗感を覚える方もいらっしゃるのでは?と思いました

小委員会でもいくつかの愛護団体の方がそれらについて
意見を尋ねられましたがその方々は賛同なさっていました
それは悪質なブリーダーがいるように
悪質な愛護団体がいることの抑止力のために必要だという意見です

昨年、知人5名ほどが多頭崩壊現場のレスキューにあたり
いずれもその場所は別々なのですが元愛護団体、元ボラさんだったりします

またこれも最近多く被害をお聞きしますが
保護猫を譲渡する目的で猫カフェ形式で譲渡し
保護方法が隔離もなく感染症が蔓延し
せっかく行き場のない猫を迎えても
家に来た時から治療の日々が始まり
僅か1週間〜1か月でFIPで亡くなる猫のケースをその経緯から
何件も直接お聞きしています
家に来た時から「水下痢だった」「目が白濁してた」「足をひきずっていた」

危険なのは猫は非常に感染症が多く隔離、消毒が絶対です
せっかく行き場のない猫を迎えてくださったのに悲しい思いはもちろん
先住猫への感染の配慮も考えねばなりません

私自身もここが大変気を遣う所ですが
体調万全にお届けしても翌日に下痢や発熱で
お世話をおかけしてしまうことがあります

保護された人間によって犬猫の命を左右してしまうのは
やはり悲しいことだと思います

環境省の小委員会でも業者から購入し
感染症の疑いがありながら販売した場合は
裁判で損害賠償責任が生じるとの意見がありました

ペットショップでは犬猫の購入者に1時間〜2時間の説明義務責任があります
小委員会で話し合われた事は
それ以上に愛護団体は飼養者の飼養環境、終生飼育など
重要項目の確認が社会的に課せらてますのでお届けが必須項目です

FIPは原因不明のこともまだまだ多く一概にこうであったからとは言えません
ですが、動物を一時期でも飼養する者はすべてあてはまるのだという
法改正の考え方は少額の医療費の譲渡であっても同じだという意見です
なので愛護団体も動物取扱業とみなすという考えです

適正な飼養、感染症予防、消毒・衛生の知識
それは愛護団体が社会から認められる良い機会かもしれません
ボランティアというと日本はなぜか「無償でする」という観念で
寄付という文化が欧米より根付いてません
アニマルポリスがある諸外国の運営はほぼ寄付で賄われています
国の予算でそれが実現できれば理想ですがやはり難しいでしょう

保護にはお金が必要です
ただやはり現在、裁判で争われてる大型のレスキューもあります
官民一体でするには個人の財力ではすぐに力尽きます
国が認めた団体に支援する
支援先を迷う方には逆にいいのではと思います

愛護団体を動物取扱業とする委員会の意見は頷けるものもありましたが
私個人は別のカテゴリで動物取扱業は許可制
愛護団体は登録制などが望ましいと思いました
私はどこの団体にも属しておりませんが保護をしている立場なので
身びいきかもしれません
皆様の方が冷静かつ客観視でより良い方向性のご意見があると思います

2クリックで知ってほしいこと
 



 
| 22:06 | 処分ゼロを目指して | comments(6) | - |
冬姫 (2011/02/27 11:52 PM)
ご無沙汰してます。
私はKAZUさんの意見に全面的に賛成です。
いっぱい情報を発信してくださいね。
もふいのち (2011/02/28 12:12 AM)
こんばんにゃ〜
KAZUさん、御苦労さまです〜
私は、直接愛護団体の活動に携わったことがないので、
よくわからないのですが、
「儲け」を優先するペットショップなどは
愛護団体とは相いれないものだと思います。
全てとは言いませんが、ペットショップやブリーダーでは
やはり「儲け」が最優先ですし、
「薄利多売」が横行するようなことになれば、
国ちゃんやてんちゃんのような仔が
さらに増えていくのではないかと思います。
だって、てんちゃんは、折れ耳の仔を出したいからって、
折れ耳同士を掛け合わせて産まれたんですよ…
ブリーダーさんの中では、本当に命を慈しんでいる方もおられますが、
「生産して販売(言い方が嫌らしいですが…)」をする生業と、
愛護団体は全く別のルールの中で
行われるべきだと私は考えます。
みるく (2011/02/28 4:02 AM)
許可制か登録制かというのも課題かと思いますが、個人的には、それ以前に法人として存在する意義を考えたいと思います。

社会貢献事業を行っている団体は、一般に非営利組織(NPO)と呼ばれますが、実は事業から利益を得ることを禁止されていません。営利を優先的に追求することは禁止されていますが、事業を存続させるための収入を得る方法を持つことは禁止されていませんし、常任スタッフの給与を支払うことも認められています。一旦、社会的に影響を与える活動を始めたら、簡単にやめてしまうことは社会にとって害悪となるので、継続させる努力が義務として発生するからです。そして収支決算や活動実績の公開も義務付けられます。NPO・寄付者・支援者の関係は、実は企業・出資者・社員&取引先の関係と良く似ています。

「NPOにも企業と同様に経営センスは必要。いや、NPOだからこそ、より優れた経営センスと実務能力が必要。」
私が支援しているNPO代表のポリシーです。

愛護団体の中から優れた経営者が輩出され、特定公益法人が増えれば、アニマルシェルター実現も夢じゃなくなります!

一方、ボランティアは個人の好意による無償奉仕です。自分のやりたいことだけやる、余裕があるときだけ活動する、いつでも辞められるという自由がありますが、個人で責任が取れる範囲の活動に制限されるか、信頼するNPOのために無償で働くか、選択肢は少なくなります。

この両者の義務や制限を無視し、権利や利得だけを利用すると、常識的に個人では無理だろうと思われるような活動内容をでっち上げ、寄付金を集める詐欺師が誕生します。または、社会貢献活動をせず、寄付金や助成金を全てスタッフの給与にしてしまう詐欺団体となります。
真摯に活動している人達の迷惑ですよね p(●`□´●)q
法人化を義務付けられると、正直面倒なことが多いのですが、社会貢献事業やボランティア活動を浄化して活性化する一端になるのは間違いないですね。
猫飼い (2011/02/28 8:28 AM)
過去に何度かコメントさせていただいていますm( __ __ )m
沢山の情報をいつもありがとうございます。

ペットショップで購入した子、空輸で迎えた子を持つ身としては辛い気持ちで読むことが多いですが、自分が何も知らないよりは色んな情報を受け止めて考えたいと思います。

希望としては、飼い主も含む全ての登録制を望みます。
過去に詐欺まがいのボランティアさんに支援してしまった苦い経験があるため、できるなら大きな頭数をかかえているボランティアさんだけでも許可制にしてほしいというのが本音ですが、とにかく関るそれぞれに「意識付け」として登録制度を取り入れて欲しいです。
個人で猫を保護した経験もあるのですが、警察に届けるのは「落し物扱い」だったので、何か違う書類を交わせたらと思いました。(猫は「里親を探します」と届けていたものの、譲渡後に「落とし主不明のため、拾ったものの所有」としてまた書類を提出した矛盾・・・)

また、ペットショップや猫好きが集まるサイトなどにも、禁止されている交配についての表示を義務付けられたと感じました。
私が迎えたお店は「去勢が条件、交配禁止」と念を押されました。ブリーダーサイトにも去勢したから譲渡というのを読んでいました。
しかし実際にはショップで平気で「うちの子のお嫁さんを探している」という飼い主を見かけますし、店員さんによっては交配禁止には触れません。
閲覧できる猫SNSでは、過去に折れ耳のスコの相手になる折れ耳を募集していました。(未成年だったようで、交配禁止だとコメントで教えてあげていたようでした)
表に出ているショップだけでも、店頭にはっきりと危険性を表示する義務付けはできないものかなと思ってしまいます。あるいは猫カタログにももっと目立つように記載させる、など。

未だに外と出入り自由にして飼っている事を疑問に思わない方も多いです。「猫好きならこのくらいの考えは当然」ではなく、もっと目に付くところに情報は必要だと感じます。
KAZU (2011/02/28 8:40 AM)
★冬姫さん★
私は団体ではないけれど
この人がいたから続けてこられた・・・
そう思う方々がいて
その一人が冬姫さんです。
本当に本当にありがとうございます。

★もふのいちさま★
愛護団体と名乗る繁殖業や
ブリーダーと癒着のある団体もいるようなんです。
難しい問題ですね。
どうか真面目にやっている団体さんが
きちんと認められ評価される社会になって欲しいと思います。

★みるくさま★
この問題は私には難しすぎて実はまとめようか悩みました。
例えばボランティアでも引退した盲導犬や警察犬のフォストファミリー、子犬の飼育
社会的にみて無償でいいのかと個人的に思ったり
団体さんも全てを知ってるわけじゃなく
やはり裁判になっている例をお聞きすると全てが正しいわけじゃなく
どこがそれを審査するというのも課題ですよね。

そして必ずそこに動物医療はついてきますから
病院側の支援のようなものもないかなと漠然と考えます。
風呂敷を広げれば途方もないのが愛護法なんだと
再認識しているところです。
KAZU (2011/02/28 8:51 AM)
★猫飼い様★
貴重なご意見ありがとうございます。
本当に聞きたかったことが集約されていてありがたいです。

愛護側の方にいると麻痺してはいけないと常に考えてます。
頭数はもちろん人の心が肝心なのだと思い知らされる事が多いです。

スコに関してはおっしゃる通り法で規制しない限り
病気の子が増えるばかりだと思っています。
知った上で素人繁殖はよくないことだと思いますが
売る側、この猫種の関わる上でもっと危険を知らせるべきだと思います。
猫飼い様のご意見は中立公平でとても参考になりました。
ありがとうございます。